タカヤマ建築事務所の建築日記
住宅を中心に活動している大阪の建築設計事務所
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木材のこと



「有縁のすみか」木材のこと。

当計画は林野庁(奈良県奈良の木ブランド課)の公共建築物木造・木質化推進事業により、使用する構造材、羽柄材、その他の木材は原則、奈良県産材を使用いたします。

公共空間の高質化、循環型社会形成への貢献、林業及び木材産業の振興への寄与、一般建築物における県産材利用の拡大、木の文化の継承への寄与、などといった利用効果や目的、考え方・・・。

難しい話は推進方針にお譲りするとして。

地産地消、気候風土に合った材料を使用することは、このプロジェクトの楽しみの一つであり、コンセプトの一つでもあります。

杉のかぐわしい香りに包まれ、鼻をクンクンさせている姿を想像しながら、着工を今か今かと待ちわびています。




 

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下水本管工事
150606.JPG

「有縁のすみか」下水本管工事

黒くなっているところが、掘り返して埋め戻したところです。これから写真奥、突き当たりの雑木林手前、右側に写っている緑のところがゴールです。まだまだ道のりは長いです。下水が無いと生活だけでなく、工事にも支障を及ぼしますのでこの工事が終了してからの建物本体の着工となります。

行政調査で下水本管が通っていないと分かったのが2012年6月。北側道路と東側道路で管理が県の教育委員会と住宅課と別々で、一部底地に農林省がからんでいて、農林省が所有する土地に下水を引くとなると国にお伺いを立てないといけないなどと、何やらややこしいことがいっぱい出てきて、協議も市や県のあちこちの課にたらいまわしにされたあげく何も話が前に進まず、もう手に負えないと途方に暮れていたところ、敷地の測量をしてくださったKさんがこれらの事情をよく知っていてくれて、しかも行政の担当者と学生時代の同級生だったという奇跡的なつながりもあり、話がそこからとんとん拍子に進み出し、すがる思いでお任せ。

そんないきさつがあった下水本管工事が始まっています。

本当は5月末には完了している予定だったのですが、ここでもいろいろあって、6月着工となってしまっています。

いろいろありましたが、着実に1歩ずつ進んでいるということで。




 
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