工務店さんより解体工事の写真をいただきました。順調に進んでおり、今週末には終了するとのことです。終了次第、地盤調査、地鎮祭となります。
解体している建物は築100年以上という古い住宅でした。計画当初はリフォームも頭をよぎったのですが、2階(小屋裏)の天井高が低く使いづらいということ、クライアントの要望、などなど総合的な観点から建換えとなりました。
旧家屋には、押入れに小屋裏収納への隠し階段がありました。以前、忍術屋敷に訪れた時も、同様の小屋裏への隠し階段があったので、この地域ならではの造りなのかな?
・・・さすがに床下からの逃げ道はありませんでした。
解体写真には、小舞下地の土壁や丸太の梁等が写っており、当時を思わせる造りが見て取れます。今の家が100年後、200年後に解体されるときは、どのように思われるのだろう・・・。「100年前の安っぽい工業製品だらけで、ペラペラだな〜」なんて思われないよう、しっかりと造っていきたいと思います。