「水平方向に引きずったような粗い感じのイメージ」という要望。お施主さん、工務店担当者、私、皆それぞれ受け止め方が異なっていて曖昧でしたので、左官屋さんに目の前でサンプルを作成していただきました。
「コレをこうすれば、こんな感じになって、さらにもっと押えていくとこうなって、コレで、こう擦るとこんな感じになって。」「なら、これをこんなふうにするとどうなって、少し粗めにしようとすれば、どういう風ににすればできますか?」といったような、言葉で表現できない感覚的な打ち合わせでした。
小さいサンプルで見るのと、実際の建物の大きな面積で見るのと、塗たての湿った状態で見るのと、乾燥した状態で見るのとで、雰囲気が全く異なりますので、いつも悩みます。
奥が深いです。